No.24 空海と密教を巡る旅 岩屋寺 ④
堂々たる山門
こんな山の上なのに
海岸山とはこれいかに?
由来が書かれています
前に読んだ漫画に、室戸岬の洞窟で
空海が悟りを開いた様子が描写されていました
海、そして自然への命をかけた信仰
また別の場面では
遣唐使時代
海を渡って異国から来た空海が
高貴な位の女性に
わたしは海を見たことがないのです
いつか見られるでしょうか…
と問われ
仮に本当の海を見ずとも
あなたの中にはそれらすべてがあるのです
心の奥に耳をすませば
木の葉のざわめきさえも
波の音に聞こえるでしょう
と答えていました
山
海
自然
それ自体に意味は無く
それを感じる者の心の中に全てがある
我流の解釈です
これを証明するような
ああ、このことかぁ~!と
思わず高笑いするような
そんな体験をしたいものです
参道の脇に色鮮やかなのぼりや、お地蔵さん
にぎやかになってきました
たくさんの石仏の真上にそそり立つ岩山
ようやく、たどり着きました
極楽への階段か?…笑
坂道で膝が笑っているので
やめときます
汗ばんだ身体に
澄んだ空気が気持ちいい
温泉に入った後のように
なんだか身体が軽くなりました
人里離れた霊場は
ややこしいものが一切無く
ただ
自然と祈りが研ぎ澄まされた
シンプルで高い気に満ちた
素晴らしい所でした
おやつのクリーム大福、最高💕
#岩屋寺
#空海