No.21 空海と密教を巡る旅 岩屋寺 ①
昨年末、主人の父が亡くなりました
結婚して25年、義母が亡くなってから20年
自分の親よりも長い時間を義父と暮らして来ました
晩年は脳梗塞や肺炎、床擦れなどに苦しみましたが、
シベリア抑留から生き残った大正男は強かった!
痛い、辛い…等の泣き言は一切言わず
焼酎をこよなく愛する
94年の濃い生涯だったと思います
コロナ禍で、家族だけのひっそりとした葬儀
寂しさもあり、また帰って来るような感覚もあり…
諸々の手続きの慌ただしさに翻弄されているうちに四十九日も無事終わり、
所縁の方へのお知らせの葉書を用意していたある日
毎年来ている、四国霊場四十五番札所 岩屋寺からの年賀状を見つけました
おそらくダイレクトメールだろう…
でもずっとこれからも年賀状をもらうのは申し訳ない
こちらへも葉書を送ることにしました
数日後、
お札とお抹香、そしてお手紙が送られてきました
力強い文字
温かい文章
ものすごい強いものを感じました
「御長命の立派な人生でした」
義父の人生を、介護生活を
よく頑張った!と肯定してくれたようで
ぎゅっと胸がつまりました
これは何としても行かないかん!!!
早速、翌週末に主人と訪れることになりました
#岩屋寺
#空海